調理師になるまでのステップは?気になる情報を詳しく解説します。

調理師になるまでのステップ

専門学校に行くor実務経験を積むの二通り

調理師免許を取得する方法は2通りあります。 まず調理師専門学校に入学して1年以上勉強し卒業すると、試験を受ける必要なく調理師免許を取得できます。 もう1つは飲食店などで2年以上実務経験を積んだ後に、調理師試験に合格すると調理師免許を取得できます。 どちらが良いかは個人の判断となりますが、調理師学校に行くと調理に関する基礎から学べて、正しい知識を取得の上で応用を効かせることが出来ます。 しかし実務経験がないため見習い期間から何も出来ず、一から習わないと何もわからないでしょう。 実務経験を経て調理師試験を受けると、すぐにでも料理を作れますが、基礎を習っていないので調理にロスがあっても修正できなかったり、調理について行き詰まりを感じることがあります。 どちらにしても見習いからスタートするので、知識と実務経験をカバーする気持ちを持つことが重要です。

調理師専門学校へ行くメリット

漠然と調理師になりたいと思っているのではなく、明確に和食を作りたい、フランス料理を修業したいと思っているなら、調理師専門学校に通うと有利です。 成績優秀者には上位の資格取得のチャンスがあり、海外留学の研修生に選ばれる可能性が高くなります。 ホテルや一流レストランで働きたい場合は、調理師専門学校へ行くと、一定の技術と知識があると認められるので有利です。 専門学校以外でも調理師免許を取れる学校があります。 高校や大学にある調理科の単位を取得すると調理師免許が貰えます。 普通の勉強をしながら資格も欲しい人は、調理師科へ通うことを検討しましょう。

調理師免許を持っていなくても料理は作れる

調理師免許を取得するためには2年間の実務経験の後に試験を受ける方法がありますが、この事からも解るように、調理師免許が無くても料理は作れます。 見習いとして修行したい寿司職人やラーメン、蕎麦などのお店で働きながら修行する人の中には免許を持つことにこだわらない人がいます。 そのような人たちは2年見習いとして経験を積めば、調理師免許を取得できることを知っているので、先に経験を積むことを重視しているのです。 これからも「食」に対する世間の関心は薄れることなく続くでしょう。 美味しいものを食べたいという欲求は自然なことで、良い料理との出会いを求める人は多く、腕の良い料理人のお店には行列が出来る現象が起こっています。 これからもずっと人が存在する限り調理師の仕事は安泰です。